歯根破折とは?歯の根っこが折れてしまった時についてお話します!
京都駅山崎デンタルクリニックは、
歯を抜かない(非抜歯)取り外しが自分で出来るインビザライン矯正治療(マウスピース矯正治療)と、
歯茎を切らない、腫れない、出血が少ない、怖くない、正確確実で、安心・安全な身体に優しいインプラント手術を可能にした痛みのないノーベルガイドスマートフュージョンコンピュータガイドシステムを用いたインプラント治療と、
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京都駅前山崎デンタルクリニックでは京都府初、第1号器の「ブルーラジカルP0-1」を導入しています。
ブルーラジカルP0-1は、「世界初の歯周病治療機器」として多くのメディアに取り上げられています。
軽度から重度まで、歯周病治療について専門的な治療をご希望の方は、京都駅前山崎デンタルクリニックへご相談ください。
今日は歯根破折についてお話します。
まず、歯を失う3大原因は
①虫歯
②歯周病
③歯の破折
と言われています。
③歯根破折とは、歯の根っこ部分にヒビが入り割れている状態を指します。
歯根破折は大きく分けて
①垂直性歯根破折
これは歯の根っこに縦向きにヒビが入ることを指します。
噛む力が強くかかっている場合に起こることが多く、歯根破折のほとんどが垂直性歯根破折です。
②水平性歯根破折
こちらは歯の根っこに横のヒビが入ることを指します。
事故などの外傷によって起こることが多く、垂直性破折に比べると治ることが多いです。
歯の破折の原因と言われるのが、
*虫歯
*外傷(ケガ)
*ストレスによる食いしばり
*硬いもの(お煎餅.飴など)を頻繁に食べる
*歯ぎしり
*不正咬合による悪い噛み合わせ
*スポーツによる強い噛み締め
*硬い食べ物(ナッツ類、スルメ、飴やおせんべい)
*歯の被せ物や金属の土台による影響
など様々です。
特に虫歯によって歯の神経を取っている歯は
歯根破折が起こりやすいです。
神経を抜いた歯の処置で、金属の土台がある場合などは残っている歯の部分が薄くなっているのでヒビ割れしやすくなります。
これにより歯根破折が起こってしまいます。
また、歯の神経を取る際に歯を栄養している毛細血管は失われています。
そのため歯の神経がある歯に比べると、神経のない歯は脆い状態になっています。
このため破折が起きやすいのです。
他にも、片側だけにブリッジや入れ歯が入っている場合や合っていない詰め物を放置したり外れたまま置いておくと、力が均等にかかりにくいので反対側の歯に歯根破折が起こりやすくなります。
また、噛み合わせの力が強くかかると歯根破折が起きやすくなります。
ですから普段歯ぎしりをされる方や強いくいしばりのある方は歯根破折が起きやすいといわれています。
バランスの悪い噛み合わせにより失活歯に応力が集中したり、
全体の歯列に力が分散されていないと力が一部の歯に集中して破折しやすくなります。
歯の破折の治療法としては、基本的には抜歯となります。
抜歯後は
入れ歯、ブリッジ、インプラントの治療法があります。
口腔内の状態にもよりますが、
天然歯のように噛めて、咬合力が強いと言われているのがインプラントです。
抜歯後その部位にどんな治療をするのか?
それはとても重要になりますのでしっかり歯科医師と相談しましょう。
天然歯を温存し
歯の破折を予防するには、
・歯の神経を抜かないようにするために虫歯が出来たらしっかり治療をする。
・神経のない歯の場合は脆くなりやすいので歯の根が割れにくい補綴物にする。(歯科医師と要相談)
・歯ぎしりや食いしばりが心配な場合は、マウスピースを作成する。
など予防法はあります。
なるべくご自身の歯を温存して健康に過ごしていくために、
定期的に歯科医院でメンテナンスを受けることが大切になります。