前歯をインプラントすると値段はいくら?メリットデメリットや治療の流れ|スタッフブログ(詳細)|矯正歯科とインプラント治療に特化した京都駅直結の医療法人社団 山崎デンタルクリニック

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前歯をインプラントすると値段はいくら?メリットデメリットや治療の流れ

笑ったり会話をしたりするときには、前歯が相手の目に入りやすくなります。

たとえば何らかの理由で前歯を失ったとき、見た目を優先して義歯を検討する人が多いでしょう。

天然歯と並べても同じような仕上がりになるため、インプラント治療に前向きになりますが、難易度も高く治療費が心配になります。

本記事では、インプラントのメリットやデメリット、値段や治療の流れを解説します。

 

前歯インプラントの値段
 

前歯は中心部から左右1〜3番目までの歯を指しています。

前歯は口を開けたときに目立つため、高い技術を必要とするのが前歯インプラント治療の特徴です。

インプラント治療は保険が適用されない自由診療で、医療機関によって料金設定が異なります。

設備や歯科医師の技術、インプラント体の種類などによって費用が異なりますが、特に前歯は複雑な治療が必要なため治療費は高額になります。

詳しい料金はこちら

 

前歯のインプラントをするメリット
 

スポーツや事故などで前歯が折れてしまった、虫歯が進行し前歯を失った場合、治療のひとつとしてインプラントがあります。

前歯のインプラントにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは前歯をインプラントにするメリットをご紹介いたします。

 

自然な見た目になる
できれば口の中は人には見られたくないものですが、笑ったり会話すると前歯は目立ちます。

前歯は形や大きさに色など、見た目の印象を左右しやすいパーツです。

インプラントは失った歯の代わりに人工の歯根を体に埋め込み、その上に前歯に似せた被せ物をするので、金属で支えているようにはみえません。

見た目には自然歯にしか見えないため、人工の歯とは思われず、自然な見た目を手に入れられます。

 

歯を削らず治療できる
前歯を失った場合、ブリッジや差し歯で治療をおこなうことが可能です。

ブリッジの場合、両隣の歯を土台とし人口の歯を橋渡しするようにします。

見た目にはブリッジとわかりにくくはできますが、左右の歯を削るために負担がかかり健康な歯が傷んでしまうリスクがあります。

部分的な入れ歯を作る「差し歯」治療は、噛む力が弱くなるため硬い物を噛むと割れたりぬけてしまうケースもあるので注意が必要です。

インプラントはなくなった歯の骨に、土台を植えて人口の歯を被せます。

健康な歯を削る必要がないため、自分の歯を傷めずに健康な歯をキープできるのが特徴です。

 

咀嚼力も高い
天然歯は強い咀嚼力を持っていますが、入れ歯やブリッジにすると同様の力を発揮できません。

インプラントは、骨を土台とするため歯科治療のなかでも安定性に優れ、天然歯同様の咀嚼圧を持っています。

入れ歯やブリッジは長期間使うと安定性がなくなり、食事での咀嚼が困難になりがちです。

大きく口を開けて、何かにかぶりつくときには前歯がしっかりしていなければ食事ができません。

違和感もなく自分の歯のように馴染むため、食事が楽しくなります。

 

発音しやすくなる
前歯をインプラントにすると審美性が高まるだけでなく、食事がおいしくなり楽しめるのはメリットです。

前歯がないと空気が抜けてしまい「さ行」や「な行」の発音が悪くなります。

会話をしている途中で何度も聞き返されてしまったり、怪訝な顔をされると他人と交流するのが難しくなり人間関係に影響を与えかねません。

入れ歯では、ずれてしまったり外れてしまったりするアクシデントが起きてしまうケースもあるので注意してください。

インプラントは土台を作るため、食事やおしゃべりで外れることはありませんし、発音もしやすくなります。

 

前歯のインプラントをするデメリット
 

前歯のインプラントには、メリットが多くありますが同時にデメリットも存在します。

どのようなデメリットがあるのかを知ったうえで、インプラントの利用を考えましょう。

 

治療費が高額
インプラントは保険診療外治療のため、費用は全額自己負担となります。

事故などで前歯が折れたような場合には、対象となるケースもありますが、ほとんどが全額負担です。

前歯の骨は薄く治療が難しいため、検査によって骨密度・骨量不足の場合には骨の再生治療から始める必要があります。

インプラントを支えられるだけの骨密度がなければ、土台を作れません。

骨の再生治療費用にインプラント料金が加算されるため、治療費が高額になります。

 

メンテナンスが必要
インプラント治療後は、定期的なメンテナンスが必要です。

前歯が入ってしまえば、普通に食事をしたりおしゃべりしたりもできますが、定期的なメンテナンスをおこないましょう。

虫歯治療後のメンテナンスと同じように、メンテナンスを受けずにいると歯肉炎を起こしてしまい、インプラントが抜けてしまう可能性があります。

一度抜けてしまったインプラントは、最初からやり直す必要があるためメンテナンス料金以上の支払いがかかります。

他の歯を傷めてしまわないためにも、メンテナンスを忘れずにおこないましょう。

 

歯茎が下がりやすい
歯茎が下がる原因は、加齢や生活習慣が原因とも考えられています。

歯周病になると、歯茎が弱り下がってしまいますが、インプラント後も周囲炎を起こせば炎症を起こし歯茎が下がります。

重症化すると、骨が溶けてしまい健康な歯にも影響を与えるため要注意です。

歯周病のように、出血したり歯茎が腫れるなどの症状がないため、診断されたときには悪化しているケースもすくなくはありません。

インプラント周囲炎になると、インプラントが抜けてしまい再生ができなくなるので、定期的な検診で状態を確認してください。

 

歯科医で仕上がりが異なる
見た目が重要視される前歯のインプラントですが、上顎は骨量が少ないため、手術の難易度が上がります。

骨に対してしっかりと土台を作り、審美性の高い位置にインプラントを埋め込むには経験と技術力が必要とされます。

インプラントだけでなく、前歯治療実績があり設備が整っている点や、技術力の高い医師が在籍する歯科医院で治療を受けてください。

 

前歯インプラントを長持ちさせるには
 

インプラントは治療費が高額なため、できるだけ長く使いたいと考える人は多いでしょう。

メーカー保証は約10年で、本体がぐらつくまで使用できるとされています。

できるだけ長持ちさせるために、どのような点に注意すべきかをご紹介します。

 

定期的な通院とメンテナンス
インプラントは、入れ歯やブリッジと比べると、比較的長期間使用できます。

使用する素材や歯医者の技術に定期的なメンテナンスなど、日常生活のなかでも注意すれば長く使えるでしょう。

少しでも違和感を感じたら、治療を受けた歯科医院で診察を受けてください。

決められた時期に、メンテナンスをおこなえば寿命を気にせずにインプラントを使用できます。

 

日々のケア
インプラント治療後には、刺激しないように歯磨きをおこないます。

抜歯後には、天然歯と同じように、歯磨きやフロスを使って歯を健康に保つようにしましょう。

特にインプラント周辺は歯垢がたまりやすくなるため、丁寧にしっかり磨きます。

通常の歯ブラシでは取りきれない汚れは、歯間ブラシやタフトブラシを使って落とします。

大切なのは、正しいブラッシングをおこなうことです。

せっかくきれいに治療した前歯をダメにしないために、歯科医院でブラッシング指導を受けてください

歯ぎしり・食いしばりの改善
夜中の歯ぎしりや食いしばりはストレスが原因と考えられています。

多くの人は無意識におこなっているため、朝起きると体調が優れない、頭痛がするなどのトラブルを感じています。

歯がすり減ったり肩こりが悪化するなど、体の不調につながるため注意が必要です。

自然歯はもちろんですが、インプラントが削れたり割れたりする可能性もあるため改善していきます。

ストレスで夜中に歯ぎしりする人もいますが、日中に癖になっているのであれば注意が必要です。

噛み合わせにも影響がでるため歯科医院に相談してください。

 

喫煙をやめる
喫煙は血液を汚してしまうため、インプラント治療を始めるのであればやめるようにしてください。

ニコチンは免疫力を低下させ治癒力を弱めるため、歯周病になりやすく悪化すると治りにくくなります。

禁煙によって歯肉の状態が改善されていくと、歯周病リスクが減少します。

インプラント周囲炎予防にもなり、歯茎が健康になればインプラントも長持ちするでしょう。

 

前歯のインプラント治療をする際の注意点
 

前歯のインプラントは複雑で難しいため、治療前に注意点を理解し検討します。

どのような点に注意すればいいのか、4つのポイントを紹介します。

 

事前に治療費の総額を確認する
インプラントは自由診療のため、保険が使えません。

自由診療は歯科医院によって費用が異なり、治療費は高額です。

トラブル防止のためにも、費用の内訳をしっかりチェックしメンテナンス費用を入れると年間でいくら必要なのか総額を確認しましょう。

また、支払いはどのような方法があるのかも合わせて確認しておいてください。

 

非金属性の被せ物を選ぶ
前歯は審美性が要求される部位です。

金属は費用が安くなりますが、見た目に目立ってしまうためおすすめはしません。

多少は金額が高くなりますが、審美性を重視し非金属性の被せ物を検討してはいかがでしょうか。

非金属性の被せ物であれば、見た目は天然歯と変わらず経年劣化による変色の心配もありません。

治療後から保証期間まで同じ状態で長く使うためにも、費用に余裕があれば、非金属性の被せ物を選んでください。

 

保証の有無や保証内容を確認しておく
高額な治療費を支払うインプラントは、歯科医院やメーカーでさまざまな保証が設けられています。

インプラントの寿命は約10年、保証期間は5年から10年で設定されているケースが多いため、十分な保証が受けられるといえます。

保証内容はインプラント破損時の交換費用がメインで、条件を満たした場合には無償で交換および一部負担で済みます。

インプラント治療年数によって保証内容が変更になるケースもありますし、歯科医院によって内容には違いがあるため、保証の有無や内容をしっかり確認してください。

 

実績のある歯科医院を選ぶ
骨が薄い前歯のインプラントは、高度な医療技術が求められるため、経験がある歯科医師が在籍する歯科医院を探すことが重要です。

公式ホームページには実例などが記載されており、どの部分のインプラント実績があるかを確認できます。

審美性だけでなく、咀嚼や発音にまで影響する前歯のインプラントは、自分と相性が良い医師を選ぶのが大切です。

高額治療でもあり、初めてのインプラントは不安もより大きくなるため、不安や疑問に親身になって応えてくれる医院がいいでしょう。

インプラント治療の実績が豊富なのはもちろんですが、メリットデメリットについても詳しく説明してくれる医院が安心です。

 

まとめ

前歯のインプラント治療は、骨の関係から難しく治療費用が高額です。

大切な部位だからこそ、満足いく治療が受けられる歯科医院を探しましょう。

山崎デンタルクリニックでは、ストローマン社製のインプラントを採用し治療をおこないます。

10年保証や切らないインプラントなど、興味がおありでしたら気軽にご相談ください。

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