【歯科矯正費用の相場は?歯の矯正方法別にかかる費用の違いを解説】|スタッフブログ(詳細)|矯正歯科とインプラント治療に特化した京都駅直結の医療法人社団 山崎デンタルクリニック

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【歯科矯正費用の相場は?歯の矯正方法別にかかる費用の違いを解説】

 

目次

1.歯科矯正が高額な理由

2.歯科矯正の治療開始前にかかる費用相場

3.歯科矯正の装置別費用

4.歯の矯正治療・保定にかかる費用

5.歯科矯正治療の支払い方法

6.歯科矯正の費用によくある質問

7.まとめ

歯科矯正は矯正方法によって費用が異なるため、総額でどれくらい必要なのかわかりにくい です。 矯正歯科によっても費用にバラツキがあり、「どうして料金が違うのか」不安に感じる方も 多いでしょう。 本記事では、歯科矯正費用の相場や矯正歯科で費用が異なる理由を解説します。 最後に、歯の矯正によくある質問をまとめていますので参考にしてみてください。

               

1.歯科矯正が高額な理由

 

 

【歯科矯正費用の相場は?歯の矯正方法別にかかる費用の違いを解説】

 

歯科矯正すると歯並びが美しくなるだけでなく、かみ合わせが正常化しアゴの負担を軽減で きます。 顎関節症で悩んでいる方も、矯正によって悩みが解決し、食事をするのが楽しくなるでしょ う。 審美歯科とは異なり、時間をかけて歯を正しい位置に動かしていくのが歯科矯正です。 矯正技術を持った歯科医師が、専門の器具を用いて治療にあたるため、通常の歯科治療より も費用が高額になります。 健康保険は病気やケガを対象としているため、虫歯や歯周病治療には利用できますが、個人 的な悩みである矯正には使えません。 健康を維持するための治療ではないため、保険のきかない自由診療となり、費用が高額にな ります。

 

2.歯科矯正の治療開始前にかかる費用相場

 

 

【歯科矯正費用の相場は?歯の矯正方法別にかかる費用の違いを解説】

 

歯科矯正を受けるためには、歯だけでなくあごの骨などの状態を確認し、どのような治療を 進めていくかを話し合います。 矯正開始前にはカウンセリングや検査を行い、虫歯や歯周病などの治療が必要であれば進め てから矯正を行います。

矯正を開始する前にかかる費用を、以下の表にまとめます。

 

初診・カウンセリング料 無料~5,000円

精密検査料(レントゲンや骨格CTなど) 30,000円~50,000円

虫歯や歯周病治療料 個人の状態や治療により異なる

ここでは、歯科矯正の治療前に発生する費用について説明します。

 

初診・カウンセリング料

「歯並びを治したい」「かみ合わせを矯正したい」など、歯科矯正を始めるきっかけは人に よって異なります。 虫歯の治療との違いは、問診票をベースとしながら患者の希望や要望をヒアリングすること です。

多くの場合は医師からどのような治療を行っていくか説明があります。


見た目を整えるだけでなく、歯科矯正によって得られるメリットや歯並びが改善される仕組 みを理解できるでしょう。 仕組みがわかれば、装着やお手入れ方法のイメージもつけやすくなり、必要な費用について も教えてもらえます。 抜歯の必要性や歯科矯正の流れ、治療が終わる期間やアフターケアについても、話を聞ける でしょう。 患者の意向を聞きながら、本当に矯正が必要であるかを確認し、矯正が可能なのかをチェッ クしたら精密検査に進みます。

 

精密検査料(レントゲンや骨格CTなど)

カウンセリング後に、矯正治療すると決まれば精密検査が行われます。 骨の状態を確認したり、矯正の方向性を決めたりするためです。 精密検査では以下の4つが行われ、問題なく矯正できるかをチェックします。

● 口腔内写真

● 顔貌写真

● レントゲン写真 ● 歯の型取り

口腔内写真や顔貌写真からは、顔や歯の状態だけでなく顔のバランスなどを客観的に確認で きます。 矯正は顔のバランスも考えて進めていく治療のため、患者が気づきにくい部分も共有し、確 認する必要があるのです。 レントゲン写真では、肉眼では見えない骨や歯肉の状態をチェックし、型取りでかみ合わせ や歯の大きさがわかります。 精密検査は患者の現状を知り、治療計画を考えるために重要です。

 

虫歯や歯周病治療料

精密検査で虫歯や歯周病が見つかった場合には、先に治療を行います。 矯正中に虫歯や歯周病になった場合にも、そちらの治療が優先されます。 その理由として、矯正装置は力を加えて歯を動かすため虫歯や歯周病で骨や歯茎が弱ってい ると、負担がかかりすぎて治療継続が難しいためです。 虫歯や歯周病の治療料は矯正費用には含まれず、保険診療に該当します。 保険診療での治療が終わったのち歯肉の状態を確認し、問題なければ矯正再開です。

 


3.歯科矯正の装置別費用

 

 

【歯科矯正費用の相場は?歯の矯正方法別にかかる費用の違いを解説】

 

歯科矯正は、動かす歯や歯並びに合わせて専用の装置を使います。 現在では、ブラケットと呼ばれるワイヤー矯正とプラスチックやセラミックを使ったマウス ピース矯正が行われています。

 

矯正方法⇨治療範囲⇨治療期間⇨費用

ワイヤー矯正(表 側) ⇨軽度から重度までに対応⇨2年~3年⇨70万~80万円

ワイヤー矯正(裏 側)⇨軽度から重度までに対応⇨2年~4年⇨120万~150万円

          (スポーツや楽器演奏に適している)

 

マウスピース矯正(全体)⇨適応症例が限られる⇨1年~3年 保定期間:1〜3年⇨70万~130万円

マウスピース矯正(前歯中心)⇨適応症例が限られる⇨1年~3年 保定期間:1〜3年⇨30万~60万円

 

マウスピース矯正は適応条件が決められていますが、ワイヤー矯正よりも時間がかからず費用も安価です。

 

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、あらゆる不正咬合に対応可能な装置です。

大きく動かす必要がある歯に適した方法で、出っ歯や受け口もワイヤー矯正で治療できま す。 歯の表側か裏側に装着する方法で、歯科医院でワイヤーを交換しながら歯並びを整えます。 金属だけでなく、プラスチックやセラミック素材もあり、目立たないような矯正も可能で す。 マウスピースのように取り外しがなく、自己管理が不要で装置を紛失することもありませ ん。 装置が目立つことや痛みがあるなどのデメリットはありますが、効率よく歯並びを矯正でき ます。

 

マウスピース矯正

歯科矯正はワイヤーを使った方法が一般的ですが、口を開けると器具が目立ってしまいま す。

マウスピースは痛みが少なく、虫歯があっても矯正できる方法です。 見た目に目立ちたくない方向けで、取り外し洗浄できるため衛生的に利用できます。 ワイヤー矯正のような痛みが少なく、装着しても違和感がありません。 取り外しはできますが、1日20時間以上装着する必要があり、食事や歯磨き以外は外せません。

 


4.歯の矯正治療・保定にかかる費用

 

 

【歯科矯正費用の相場は?歯の矯正方法別にかかる費用の違いを解説】

 

カウンセリングで治療方針が決まったら、患者の希望を聞きながら矯正装着を決めていきま す。

  

治療が終了すると、歯が後戻りしないために保定装置が必要になります。 どのような保定装置を使うかはクリニックによっても異なり、カウンセリングで説明される ことがほとんどです。

以下の表では、矯正治療中にかかる費用相場をまとめます。

 

歯科矯正装置⇨30万円~150万円

調整・処置料(1回)⇨無料(総額制)/3,000円~1万5,000円

保定装置代金⇨矯正装置代金に含まれている

保定観察費用⇨無料(総額制)/1回3,000円~5,000円

 

調整・処置料や保定観察費用は、クリニックによって異なります。

 

矯正装置

矯正装置はワイヤーとマウスピースタイプがあり、歯をどのように動かすかにより使用する 装置が違います。 ワイヤー矯正は金属タイプが主流ですが、アレルギーがある人のためにセラミックで作られ る装置もあります。 複雑な矯正にも対応したマルチな装置で、定期的にワイヤーを調整しながら治療を続ける方 法です。 タイプとして、歯の表と裏それぞれに装着する矯正装置と、上アゴに裏側矯正をつけ下アゴ には表側矯正装置をつけるハーフリンガルの3タイプです。 エラが張ってかみ合わせが悪い方や、前歯に隙間があるような複雑なかみ合わせの方に向い ています。 マウスピースは軽い矯正に適した治療で、定期的にマウスピースを調整し、歯をゆっくりと 動かす方法です。

 

調整・処置料

矯正装着をつければ、歯並びがすぐに良くなるわけではありません。 大きな力を一度に与えてしまうと、骨や組織に負担がかかるため、ゆっくり時間をかけて矯 正する必要があります。 ワイヤー・マウスピース共に通院して調整が行われ、装置が壊れたり外れたりしてないかを チェックします。 正しく矯正されているのか、歯垢がつまっていないかを調べるためにも調整は必要です。

 

保定装置

保定装置は動かした歯が元に戻らないようにするために使います。 理想的な歯並びが実現したのに、窮屈な装置を付けるのは面倒に思うかもしれません。 矯正後は骨や歯肉が不安定なために、装置を外すと元の位置に戻ろうとする力が働きます。

これを放置してしまうと、時間をかけた治療が台無しになるため、指定された期間は装置を 着けて後戻りを防ぎましょう。 保定装置は矯正に欠かせないものであり、矯正装置代金に含まれているため追加費用はあり ません。

 

保定観察

保定装置をつけたあとは、数か月〜半年に1回程度、経過観察のために通院が必要です。 この診察にかかる費用を「保定管理料」や「保定観察料」と呼んでいます。 クリニックによって、観察料金やどれくらいの期間で通院するかは異なるため、事前に確認 しておいたほうがよいでしょう。 保定装置は各自でメンテナンスしなければならず、紛失や破損した場合には作り直しが必要 です。 保定観察では、装置に不具合がないかもチェックされるため、清潔にしておきましょう。

 

5.矯正歯科治療の支払い方法

 

 

【歯科矯正費用の相場は?歯の矯正方法別にかかる費用の違いを解説】

 

矯正費用は、事前に全額支払う総額制(トータルフィー制)と料金が発生した際に支払う処 置別払い制があります。 歯科医院により、どちらかを採用しているかは違うため事前に確認しておいてください。

 

総額制(トータルフィー制)

総額制は矯正治療にかかる費用の総額を最初に提示する方法で、すべての治療の総額です。

治療に時間がかかっても、短期間で終わっても決められた金額以外には費用がかかりませ ん。 総額制に含まれるのは矯正装置や保定装置・調整費用などで、カウンセリング料や精密検査 費用・虫歯などの治療費は含みません。 通院回数が多い場合や、矯正や保定装置を紛失した場合は、別途料金がかかるケースもあり ます。 総額制では、初回カウンセリングで歯並びを診断し、おおよその費用を提示します。

 

処置料別払い制

矯正や保定に必要な金額が設定され、通院した時にその都度支払う方法です。 まとめて高額な費用を支払う必要はありませんが、複雑な治療で長引いてしまうと、総額が 高くなるケースもあります。 都度払いの場合には、矯正を始める前に治療計画とおおよその費用を説明されるため安心で す。 処置ごとに治療費が加算されますが、状態を確認しながら支払いができるため、費用の内訳 がわかりやすくなっています。 治療期間が長くなると、費用が高額になりやすいのがデメリットです。

 

6.歯科矯正の費用によくある質問

 

 

【歯科矯正費用の相場は?歯の矯正方法別にかかる費用の違いを解説】

 

「歯科矯正は高い」「料金がわかりにくい」と感じている方は多いでしょう。

   

ここでは、歯の矯正に必要な費用について、よくある質問をまとめます。

 

矯正治療費用以外に料金が発生しますか?

カウンセリングや精密検査によって、歯肉や骨の状態を確認し、虫歯や歯周病があれば治療 後に矯正を始めます。 これらの治療費は、矯正費用には含まれませんが健康保険対象です。

 

矯正治療は医療費控除の対象になる?

見た目を良くするための矯正は対象外ですが、「かみ合わせが悪く機能に問題がある」と診 断されると医療控除対象となります。 その場合、診断書を確定申告の際に提出する必要があります。 控除対象は治療費だけではなく、通院用の交通費なども対象のため、領収書やレシートは紛 失しないようにしてください。

 

矯正装置を破損や紛失したら追加料金はかかりますか?

再制作にかかる費用は、約1万から3万円程度ですがクリニックにより異なるため確認が必要 です。 マウスピース型の装置は、食事や歯磨き時に取り外しができるため、うっかり置き忘れて紛 失するケースがあります。 外出先で紛失してしまうことも多いため、保管ケースなどがおすすめです。 紛失したまま放置すると、矯正した歯が戻ってしまうため、早めに歯科医院に相談してくだ さい。

 

後戻り矯正の費用はどのくらい?

歯並びの状態によって料金は異なり、最初の治療に問題があった場合には、費用が安くなる こともあります。 矯正が終わって数年後に歯並びが変化し後戻りすることがありますが、加齢による歯肉の衰 えや歯周病による歯のぐらつきなどが原因です。 保定期間に装置を正しくつけていない場合や、そもそも装着しない場合などに起こってしま います。

 


7.まとめ

 

 

【歯科矯正費用の相場は?歯の矯正方法別にかかる費用の違いを解説】

 

歯科矯正は、自由診療のためクリニックによってかかる費用が異なります。 全体的に高額になるため、自分の悩みを理解し、歯並びにあった解決案や方法を提案してく れるクリニックがおすすめです。

山崎デンタルクリニックは、患者のライフスタイルや性格を加味したうえで最適な歯科矯正 治療を行っています。 電話かメールでカウンセリング予約を受けていますので、気軽に相談してみてください。

 

 

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